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INTERVIEW

社員インタビュー

Tsubasa Mori

森 翼

仲介営業/2016年入社

特に営業能力が問われる仕事

お客様が、お持ちの不動産を売りたい理由は様々です。たくさんの思い入れがある大切な不動産をお預かりしてしっかり査定させて頂き、適切な価格を設定すること。そしてその不動産を買いたいと思われるお客様を探すこと。売買仲介営業は、売りたい方と買いたい方をつなぐ橋渡しのようなお仕事です。つまり、マンションや一軒家という商品を販売する仕事ではなく、お客様の潜在的なニーズを汲み取り課題を解決していく仕事。不動産業界の中でも営業社員の人となりが最も問われる仕事といっても過言ではないと思います。
それこそ私がしたかった仕事だったのです。ものを売るのではなく、商品力で勝負するのでもなく、ただひたすらに人間力が試される仕事。自分自身が持つ誠意と真摯さ、そしてコミュニケーション能力が要となる仕事。加えて、根っからの負けず嫌いである私には、不動産の売買仲介営業はピッタリの仕事だと感じています。

話すことよりも、聴くこと

お客様と話すことは大好きなのですが、話すことよりも大事なのは「聴くこと」だと思っています。もちろんお客様にご記入いただくアンケートシートはあるのですが、シートに記入された特記事項だけではわかりえないことがたくさんあります。そこをしっかりとヒアリングして、人対人の信頼関係を築いてゆくことが大事だと意識しています。
それら一つひとつはすごく些細なことです。例えばご主人の趣味の話、お子様の志望校についてのお話などです。そういう細かいところをヒアリングしていって、定型文的ではない他の角度から質問した方が、より深くお客様が求めている要素がグリップできるものです。さらに、「君はこんな些細なことまで覚えていてくれたんだね」と喜んで頂くこともあります。
まずはお客様に関心を持つことが大切です。お客様に関心があるからこそ深いところが気になります。だからヒアリングについては、あまり仕事という意識でやっていないのかもしれません。私はまずお客様が好きですから(笑)。

不必要な仕事はひとつとしてない

学生の頃、不動産業界は高額な物件を取り扱うひたすら華やかな仕事だと思っていました。確かにその要素はありますが、華やかな部分ばかりではありません。実際は物件の調査のために何度も現地や市役所を訪れるなど、地道な仕事だってたくさんあります。でも、例えば自分が会社に雇われている社員ではなく、一人の経営者だったとしたら?自分が一人でやっているのだとしたら、当然すべて自分で把握し、細かな仕事も自分で動かなければなりません。お客様を担当するのは自分一人ですから、不必要な仕事はひとつとしてないのです。そういった、当事者意識と言えるような考え方は社会人になってから身についたと感じています。
これからも着実に経験を積み、将来は営業所の所長になりたいと考えています。だから今はすべてが修行、すべてが人生勉強です。チームメンバーをしっかりと育て、自分自身の成果も上げる。そんなプレイングマネージャーになることが私の目標です。